田中 6回2失点も8敗目…ヤ軍221試合ぶり完封負け

2019年09月03日 11時30分

レンジャーズ戦に先発した田中(ロイター=USA TODAY Sports)

【ニューヨーク発】ヤンキースの田中将大投手(30)は2日(日本時間3日)、本拠地でのレンジャーズ戦に先発し、6回を1本塁打を含む7安打2失点、5三振2四球と今季14度目のクオリティースタート(6回以上を投げ、自責点3以下)をマークしたが、8敗目(10勝)を喫した。投球回が163イニングとなり、2年ぶり3度目となる年間162の規定投球回に到達した。ヤンキース打線は相手先発左腕マイナーに沈黙。2018年6月30日のレッドソックス戦以来、221試合ぶりの完封負けとなった。

 雨の影響で2時間52分遅れで田中はマウンドに上がった。先頭・秋信守は遊直に打ち取ったが、2番アンドルスはカウント1―2からツーシームを捉えられ痛烈なゴロ。三塁・ラメーヒューのグラブの下をすり抜け左前に転がった。3番カルフーンはカウント1―2から内角低めのスライダーを右前に運ばれ、一死一、三塁。4番マザラに左翼へ犠飛を打ち上げられ、1点を先制された。

 2回はオドルが一失、3回は秋信守が左越え二塁打、4回はサンタナが右前打と先頭打者の出塁を許したが粘りの投球で得点を許さず。しかし、5回は先頭にまさかの被弾。これまでメジャーで1本塁打の9番トレビノに初球、真ん中高めのフォーシームを右中間へ運ばれ、2点目を失った。

 6回はこの試合で初の三者凡退に抑え、降板となった。6回2失点と先発の役割は果たしたが、納得できるものではない。

 レンジャーズ打線は試合前まで6試合で1勝3敗、防御率7・15と苦手。前回のマリナーズ戦のように低めに変化球を集める丁寧な投球に加え、高めのフォーシームを多投。スライダー、スプリットを生かすためだが、レンジャーズ打線にしっかり見極められた。

 今年は開幕後から低めのスライダー、スプリットを見送られるケースが目立つ。相手がヤンキース投手陣の柱である田中の低めの変化球をマークするのは当然。地区V、リーグ最高勝率、プレーオフへと戦いは続く。乗り越えるしかない。