【テキサス州ヒューストン発】エンゼルスの大谷翔平投手(25)は25日(日本時間26日)、敵地でのアストロズ戦に「3番・DH」で先発出場し、全て走者を置いて打席に立ち3打数無安打1四球だった。チームは2―11で大敗した。

 3日間の「プレーヤーズ・ウイークエンド」の最終日。背中には昨季と同じ「SHOWTIME」の愛称を記した真っ黒のユニホームに身を包み、試合に臨んだ。相手先発はこの日、3Aから昇格した左腕バルデス。7月15日(同16日)に次いで2度目の対決だ。この時は二直と四球だった。

 ハイライトは1―1の3回無死満塁だ。ここまで満塁は15打数5安打、4四球で18打点。本塁打はないが三塁打を2本放っている。カウント2―2からの5球目、微妙なコースの内角のカーブを自信を持って見送ったが、判定はストライクで見逃し三振だった。

 初回一死一塁はストレートの四球。1―2の5回二死一塁はカウント1―1からの3球目、内角の94マイル(約151キロ)の速球に積極的にバットを振ったが平凡な二ゴロだった。

 1―4の8回無死一塁は3番手の右腕、サイドスローのスミスと対戦。カウント2―1からの4球目、真ん中低めのシンカーを打って、二ゴロに倒れた。大谷に1本出ていれば流れは変わったかもしれない。27日(同28日)の本拠地レンジャーズ戦で仕切り直しだ。