大谷 メジャー最強左腕・セールから二塁打

2019年08月09日 12時00分

7回は見逃し三振に倒れた大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

【マサチューセッツ州ボストン8日(日本時間9日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(25)は敵地でのレッドソックス戦に「3番・DH」で先発し、1打席目に三塁線を破る二塁打を放ち、2打席目は中飛だった。相手先発は左腕セール。今季は試合前の時点で5勝11敗、防御率4・68と不調だが、12年から7年連続2桁勝利をマーク、通算108勝だ。2015年は274奪三振、17年は308奪三振でア・リーグの奪三振王に輝いている。ドジャースのカーショーと並び、現役最強左腕の一人だ。

 初回二死無走者の第1打席は初球の91・3マイル(約147キロ)の内角のツーシームを見送り、判定はボール。2球目の92・4マイル(約149キロ)の内角ツーシームに何とかバットに当てるとボテボテのゴロは三塁線へギリギリに飛んだ。三塁手・ディバースはファウルと判断して見送ったが、打球は切れることなく三塁ベース後方へ。大谷は快足を飛ばして二塁に到達した。

 4回一死無走者は初球、78・1マイル(約126キロ)の内角高めのスライダーを強振。いい角度で打球は上がったが、バットの先だった分伸びず、中堅手・ブラッドリーが楽々と捕球した。

 大谷がレッドソックス戦に打者として出場するのは18年4月19日以来、2試合目だが、フェンウェイ・パークは初だ。昨年は右ヒジを痛めて戦線離脱していたため、昨年6月27日からのボストン遠征には帯同できなかったからだ。

 1912年開場でメジャーで最も歴史のある球場だが、試合前の大谷はとくに感慨にふける様子もなかった。フリー打撃では左翼後方にそびえる高さ約11・3メートルの通称グリーン・モンスターと呼ばれる巨大フェンスを越える打球は確認できなかったが、何本も直撃させていた。フリー打撃を終えると、バックネット前のウオーニングトラックで待ち構えていた大勢のファンに可能な限りサインに応じていた。