田中 悪夢はいつまで続く?完封後8試合で防御率9・08

2019年08月07日 11時30分

オリオールズ戦に先発した田中(ロイター=USA TODAY Sports)

 ヤンキースの田中将大投手(30)は5日(日本時間6日)に敵地ボルティモアで行われたオリオールズ戦に先発して5回1/3を投げ、10安打5失点。1本塁打、1三塁打、6二塁打と長打8本を許した。5点リードの6回に3失点し、一死三塁としたところで降板。救援投手が打たれ、8勝目を逃した。チームは9―6で勝って連勝を6に伸ばした。

 一夜明けた6日(同7日)、ヤンキースの地元、ニューヨークのメディアは最近8試合の登板で2勝1敗、防御率9・08と苦投の続く右腕の今後を不安視した。ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「本塁打攻勢が憂慮すべき田中を救った」と見出しは抑えめのトーンだったが、本文では辛辣な表現のオンパレード。「不振極まりないオリオールズに田中は危機にさらされた」「ヤンキースが10月後半まで戦い続けるには田中の悪夢を止める必要がある」「チームは勝利したが田中への気休めにはならない」などと手厳しかった。

 ニューズ・デー紙(電子版)は「明らかに格下のオリオールズに対して田中は良くなかった。5点のリードを守れなかった」と駄目出し。デーリー・ニューズ紙(電子版)は「走者を残して5回1/3で田中は降板させられ、5失点がチャージされた」と伝えた。

 また、ニュージャージー州のレコード紙(電子版)は「ヤンキースがオクトーバードリームを完結するには改良版の田中が必要だ」と背番号19の復調を熱望。米スポーツ専門局ESPNニューヨーク(電子版)は「田中がまたも悪戦苦闘。今のままではプレーオフ初戦の先発はヘルマンだろう」とした。前回登板からスプリットの握りを変えるなど、修正に取り組んでいる田中。この試練をどう乗り越えるか。