ダルビッシュ復調4勝 見事な制球力でブルワーズ戦5回1失点

2019年08月05日 11時30分

ブルワーズ戦に先発し、4勝目を挙げたダルビッシュ(ロイター=USA TODAY Sports)

【イリノイ州シカゴ発】カブスのダルビッシュ有投手(32)は4日(日本時間5日)、本拠地でのブルワーズ戦に先発し、5回を1本塁打を含む5安打1失点で4勝目(5敗)を挙げた。チームの同一カード3連勝に貢献した。

 見事な制球力だった。4回は7球で二死を取って、打席は6番ギャメル。3球でカウント1―2に追い込んだが、そこから3球ファウルで粘られてフルカウントに。さらにカットボールを3球ファウルされた11球目、内角低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。6月までのダルビッシュだったら歩かせていただろうが、最後までストライクゾーンで勝負した。

 初回先頭打者に2球目を右前打されたが、後続を併殺に仕留めて安堵したのもつかの間、3番イエリチに左翼に先制弾を浴びた。しかし、失点はこれだけ。2回は味方の失策で無死一、二塁のピンチを迎えたものの、中飛、空振り三振、空振り三振で無失点で切り抜けた。5回も二死一塁で一ゴロを名手リゾがトンネルして得点圏に走者を背負ったが、2番グランダルを空振り三振に仕留めて、得点を許さず。

 この日は抜けたり叩きつけるボールはほとんどなく、93球中68球がストライクで、ストライク率は73%だった。5度のフルカウントも歩かさずにしのいだ。粘投に味方打線も援護。初回の先制点の直後にヘイワードが同点の先制打者弾。小刻みに追加点を挙げ、ダルビッシュの本拠地2勝目をアシストした。

 6月までは苦しんだが、7月以降は好調。この試合前までの5試合は大量失点でのKOは一度もなく、すべて6回以上投げた。この日は球数がかさんで5回で交代になったが、危なげなかった。ナ・リーグ中地区でカージナルスと激しい首位争いを演じているカブスにとってダルビッシュの復調は心強い限りだ。