大谷 特殊テープ「リザード・スキン」使用で復調の兆し

2019年08月03日 12時00分

【オハイオ州クリーブランド2日(日本時間3日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(25)がインディアンス戦に「3番・DH」でスタメン出場した。相手先発クレビンジャーは昨年8月3日の対戦でメジャー移籍後初の2打席連発を放った“お得意様”で、初回一死走者なしで迎えた第1打席はストレートの四球で出塁。4番アップトンの打席で二盗を試みるも、三振ゲッツーに終わった。1―6の3回二死二、三塁で迎えた第2打席は二ゴロに倒れた。

 打球の角度さえつけばホームランと言ってもいいほど、大谷がしっかりと捉えた打球の速度は球界でもトップレベルにあるが、球宴後はわずか1本塁打。一発を放った直後から11打席連続で無安打に終わるなど精彩を欠いていた。そんな矢先、7月30日(同31日)のタイガース戦で3安打と復調の兆しを見せた。その固め打ちに一役買った可能性があるのが、バットのグリップに巻く「リザード・スキン」と呼ばれる特殊なテープだ。

 厚さ0・5ミリ、1・1ミリ、1・8ミリの3種類があり、大リーグでは数十種類の色が用意されている。大谷の日本ハムでの最後のシーズンとなる2017年にともにプレーした大田泰示外野手(29)も使用していたため、存在自体は当時から知っていたのは間違いない。

 メジャー1年目の18年にはオープン戦で白黒の迷彩カラーのものをバットに巻いていた。ところが何試合か使ってしっくりこなかったのか、同3月11日のレンジャース戦を最後に、つい先日までバットのグリップには何も巻いていなかった。

 今回は気分転換、あるいは手への衝撃を軽減させる目的があるのかもしれない。

 ちなみに「リザード・スキン」を愛用している大リーガーはここ数年で急増しており、レッドソックスのベッツは「このテープ(のおかげ)で打撃における、これだという自分の感覚をつかむことができたのは間違いない」と話す。エンゼルスではトラウト、フレッチャー、シモンズも使っている。