【アナハイム16日(日本時間17日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(25)は本拠地でのアストロズ戦に「3番・DH」で先発メンバーに名を連ねた。オールスター休みを挟んで10試合連続のスタメンだ。試合前には右ヒジ手術後5回目のブルペンに入った。立ったままの捕手に20球、座らせて20球の計40球を投げた。前回は「5割くらいですかね。(最初のブルペンと)あまり変わっていないですね」と力の入れ具合を説明していたが、それよりは強度を上げているように見えた。

 この日、先着3万人のファンに大谷のボブルヘッド人形が配布された。昨年のア・リーグ新人王選出を記念したもので、赤い上着姿でバットスイングをしている。大谷の人形が配られるのは2年連続2度目。昨年7月12日はメジャーでは異例の“二刀流”で、赤い上着姿で投球動作の投手・大谷と白い上着でバットを構える打者・大谷のセットだった。「あまり似ていない」との声が多かったが、今年は…。