【米球宴】大谷 本塁打競争不出場で正解!例年にない大激戦でヘトヘト…

2019年07月10日 11時30分

優勝はメッツの新人アロンソ(ロイター=USA-TODAY-Sports)

【オハイオ州クリーブランド9日(日本時間10日)発】オールスター戦前日恒例の本塁打競争は例年にない大激戦だった。優勝はメッツの新人アロンソで決勝で23本放ち、ブルージェイズの新人で20歳のゲレロの22本を1本上回り、賞金100万ドル(約1億900万円)を手にした。終了後、アロンソ、ゲレロとも精魂尽きた様子だった。

 特にゲレロは1回戦で現行ルールでは最多の29本を放ち、準決勝では40本を叩き込み、ドジャースのピダーソンを延長戦、1本差で制した。練習でも、試合でもこれだけフルスイングをすることはないだけに、出場した8人にダメージは残るだろう。後半戦への影響も心配される。

 戦前、エンゼルスの大谷翔平投手(25)を「見たかった」「出場する資格はある」という声が日米のファン、メジャーリーガーから上がったが、当事者は“不出場”を賢明な判断と指摘した。

 ピダーソンの打撃投手を務めたドジャースのディノ・イーベル三塁ベースコーチだ。昨季まで長年エンゼルスで三塁ベースコーチを務めており、大谷を1年だけだが見ている。「(本塁打競争で)投げるのは初めてではなかったが、楽しく投げることができた」と振り返るとこう続けた。

「ピダーソンは相当なエネルギーを使ったようだ。どちらかというと、後ろの腕の方に負荷がかかるのかもしれない。そういう意味では今年、翔平が(本塁打競争に)出場しなかったのはいい判断だったのではないかな」。リカバリーに時間が必要というわけだ。

「もちろん個人的には彼のすごさを知っているし、見たかったというのはあるけど、翔平にはぜひ来年出てもらいたいね」とエールを送った。試合前のフリー打撃では同僚のトラウト、プホルスを圧倒する大谷。今年、MLBから出場を打診されたかどうかは不明だが、来年への期待が膨らむ。