大谷 今季初の2発!技の11号&パワーの12号

2019年07月01日 11時30分

4回、右中間に11号ソロを放った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

【アナハイム30日(日本時間1日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は本拠地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場し、今季初の1試合2発をマーク。4回に右中間席に11号、8回は12号を放ち、4打数2安打2打点だった。チームは3―12で敗れ、借金1となった。

 技ありの一発だ。相手先発は右腕バジット。初回の1打席目は初球のツーシームを打って、二ゴロに倒れている。初球からチェンジアップ、カットボール、ツーシーム、ツーシームでカウント2―2としたところで、5球目は真ん中低めにカーブ。体勢を崩された大谷はかろうじてファウルで逃げた。そして6球目、ほぼ同じところに来た72マイル(約116キロ)のカーブにタイミングを外され、完全に泳がされた。しかし、右手一本で振り抜くと、右中間後方へ伸びた打球はそのまま観客席に飛び込んだ。エンゼル・スタジアムはどよめき、すぐさま大歓声に変わった。

 2本目は力だ。2―12の8回先頭でマウンドは5番手の右腕ブルックス。カウント2―0からの3球目、外角低めの92マイル(約148キロ)のツーシームを芯で捉え、高々と右中間へ運んだ。

 今季初の1試合2発で今月は9本となり、自己の月間最多本塁打を更新。32安打、22打点も自己の月間記録をそれぞれ塗り替えた。

 3打席目は4点を追う6回、94マイル(約151キロ)前後のフォーシームで押し込まれ、カウント1―2からの5球目、内角高めのカットボールを自信を持って見逃したが判定は「ストライク」。見逃し三振に倒れた大谷は苦笑、ファンは球審にブーイングを浴びせた。

 この日、米大リーグ機構はオールスター戦(クリーブランド、9日=同10日)の出場メンバーを発表したが、大谷は選出されず。日本人選手は2年連続で選ばれなかった。そうなると期待はオールスター戦前日恒例のホームランダービーに出場だ。出場枠は8人で、すでにブルージェイズの新人で父が米野球殿堂入りしているゲレロ(8本塁打、29日=同30日現在)、パイレーツのベル(22本塁打=同)、インディアンスのサンタナ(18本塁打=同)の計3人。また、ブルワーズのイエリッチ(29本塁打=同)、メッツの新人アロンソ(28本塁打=同)も自ら参加を表明しており、残りは実質「3」だ。果たして夢舞台の招待状は届くか。