大谷 9回カルフーン見逃し三振判定に不服「ボールかなとは思いました」

2019年06月17日 11時30分

3回、見逃し三振に倒れた大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

【フロリダ州セントピーターズバーグ16日(日本時間17日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は敵地でのレイズ戦に「3番・DH」で先発し、4打数2安打1四球2三振で、3試合ぶりのマルチ安打を記録した。9回は1点差に迫ったものの、微妙な判定に後味の悪い幕切れだった。

 大谷が試合終了の直後、珍しく感情をあらわにした。3点を追う9回、トラウトの19号2ランで1点差に迫り、5度目の打席に入った。6番手の右腕カスティーヨの初球、99マイル(約159キロ)のツーシームを強振。バットの先で捉えた強烈なライナーは投手のグラブをはじき、三塁前に転がる投手強襲の内野安打(記録は三塁内野安打)となった。

 続く4番・プホルスの投ゴロで二塁へ進んだ。一打同点の好機だったが、6番・カルフーンは外角のバックドアスライダーを自信を持って見逃したところ、球審はストライクをコール。大谷は両手を上げ、頭を抱え、珍しく判定に不服を示すジェスチャーを見せた。

「(走者として)セカンドから見た感じですけど、外だったので、ボールかなとは思いました」とチクリ。それでも「もうちょっとでしたけど。最後も、負けはしましたけど、粘って、いいゲームだったかなと思います」と気持ちを切り替えた。

 初回無死一、二塁のチャンスで迎えた第1打席はオープナーの右腕スタニクと対戦。際どいコースを選んで四球で出塁。4番・プホルスが右翼に犠飛を放って1点を先制した。3回無死一塁は2番手の左腕ビークスと対戦。フルカウントからの6球目、外角低めの92マイル(約148キロ)の真っすぐに手が出ず見逃し三振に倒れた。

 2―3の5回一死無走者ではビークスと2度目の対戦。フルカウントからの6球目、85マイル(約137キロ)の低めのチェンジアップを捉えると、強烈なゴロは右前に抜けた。その後、6番・フレッチャーの三塁内野安打で生還し、一時同点となるホームを踏んだ。

 3―4の7回一死無走者は4番手の左腕ポシェと力勝負。カウント1―2からの4球目、内角高めの95マイル(約153キロ)の真っすぐに空振り三振だった。

 この日は「父の日」のため、大谷は他の選手と同様、水色の用具を着用した。父親の徹さんと連絡は「してないです。普段はあまり連絡を取らないので」と明かした。「感謝はもちろんしていますけどね。まだまだここから先が長いので、今日一日で終わるわけではないですし、シーズンをいいものにできれば、もっともっといいところを見せられるんじゃないかなと思います」とバットで親孝行を誓った。