大谷吠えた! 同点押し出し四球もぎ取って感情爆発

2019年06月07日 12時00分

8回、同点の押し出し四球を選び、雄たけびを上げる大谷(ロイター=USA TODAY Sports)
【アナハイム発】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は5日(日本時間6日)、本拠地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場し、4打数2安打4打点1四球だった。4回に今季初の2試合連続弾となる5号逆転3ラン、8回には押し出し四球を選び、メジャー自己最多の4打点をマーク。チームは今季最大の6点差をはねのけ、10―9でサヨナラ勝ちした。
 
 大谷が珍しく感情を爆発せたのは8―9の8回だ。二死一、二塁でアスレチックスは2番・トラウトをまさかの申告敬遠。塁を埋めると右腕ヘンドリックスから左腕バクターにスイッチし、大谷との勝負を選んだ。
 
「塁が埋まっている状態で歩かされた経験がなかったので、すごい新鮮な感じはした。燃えたっていうのはないですね。(トラウトは)素晴らしい打者ですし、敬遠する選択肢があるのが普通じゃないかと思う」
 
 実際、打席でも「ストライクに来る確率の方が高い中で、ボールを選べたのは良かった」と投手心理を読んでいた。じっくりボールを見極め、最後はフルカウントから外角低めに外れる93マイル(約150キロ)の真っすぐを見送り。同点となる押し出し四球を選ぶとバットを投げ、雄たけびを上げた。
 
「うれしかったですね、素直に。もらった四球というよりは、取った四球なので、個人的には(4回の)ホームランよりうれしかった」
 
 続く、4番プホルスが空振り三振に倒れ、ひっくり返すことはできなかったが、9回にガルノーの左翼への二塁打でサヨナラ勝ち。大谷も歓喜の輪に加わった。
 
 今季最大の6点差をはね返す逆転劇の立役者は大谷だ。4回二死一、二塁、右腕ペティットがカウント1―1から投じた高めの88マイル(約142キロ)のフォーシームをジャストミート。高々と上がった打球は中堅フェンスを越えた。今季初の2試合連発だ。
 
「行くか行かないかはちょっと分からなかったですけど、いい感じで上がってくれて、いいホームランになってくれたかなと思います」
 
 ここ5試合で3発と調子が上がってきた大谷。「ここ最近、いい感じで打席に立てていると思う」。8日(同9日)にはマリナーズ・菊池雄星投手(27)との対決が濃厚。楽しみだ。