ヤンキース 未契約の大物左腕・カイケルを獲得か

2019年05月14日 16時30分

大物FA左腕のカイケル(ロイター=USA TODAY Sports)

【ニューヨーク発】ヤンキースの田中将大投手(30)に朗報か。エース・セベリーノと左腕パクストンと先発ローテーションの柱2人が負傷者リスト(IL)入りしているヤンキースが、未契約の大物FA左腕ダラス・カイケル投手(31)とドラフト会議後に契約する可能性があると複数の米メディアが13日(日本時間14日)までに報じている。ドラフト会議は6月3~5日(同4~6日)に行われる。

 カイケルはアストロズ時代の2015年に20勝をマークして最多勝を獲得し、サイ・ヤング賞にも輝いた。昨季終了後にFAとなりアストロズから1年1790万ドル(約19億6800万円)のクオリファイングオファーを受けたが、これを拒否。全球団と交渉可能となったが、いまだに所属先が決まっていない。

 ニューヨークのテレビ局SNY(電子版)によると「カイケルは大都会ニューヨークのヤンキースで投げたがっている」という。ではなぜすぐに契約しないのか。同電子版は「ドラフト会議前に契約するとチームはドラフト会議での指名権を失い、外国人選手との契約金枠(インターナショナル・ボーナス・プール)も放棄しなければならないため」と解説した。

 左ヒザを痛めたパクストンは早ければ今月中にマウンドに戻れそうだが、右肩炎症のセベリーノは前半戦絶望で復帰はオールスター戦以降。また、13日(同14日)のオリオールズ戦に先発予定だった右腕ロアイシガが右肩の張りを訴え、10日間のILに入った。復帰まで2~3週間は要する見込みだ。

 セベリーノの代役として昇格させたヘルマンは12日(同13日)時点で7勝1敗と好投を続けているが、先発陣は田中、サバシア、JA・ハップと1枚足りない。カイケルの獲得はドラフト会議後などと悠長に構えていられなくなるかもしれない。ヤンキースの動向に注目だ。