イチロー“コーチ”初仕事 打撃投手で100球投げた

2019年05月03日 12時00分

試合途中、ファンの声援に応えるイチロー氏(ロイター=USA TODAY Sports)

【ワシントン州シアトル発】マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターに就任したイチロー氏(45)が1日(日本時間2日)、試合前の練習で打撃投手を務めて初仕事した。3月21日に日本での引退表明以降、イチロー氏が本拠地Tモバイル・パークでファンの前に姿を見せたのは初。グラブを持って練習着姿でグラウンドに姿を現すと、ファンから大歓声が上がった。

 マウンドの手前に置いた台からナルバエス、リハビリ中のシーガー、控えのムーアに5セット、約100球投げた。

「10分で(約)100球。3人しかいなかったもんね。近いしね。高いとこから力入れなくていいかなと。あれだったら3組全部投げられる。300球くらいはね」と振り返った。

 カブス戦はベンチから観戦。2回表が終わると中堅後方の大型スクリーンに現役時代の名場面が流され、ベンチにいるイチロー氏が映し出されると球場は大歓声に包まれた。背番号51のユニホーム姿をベンチから見せ、何度も手を振った。

 予想もしていなかった演出にイチロー氏は「ちょっと油断してました。ちらっとこうやる(帽子を取る)くらいだと思ってたから。あんなふうに紹介されるとは思ってなかったですね」と笑顔。そして「それはそれで特別な時間でした。あんなふうになかなかしてもらえないからね」と球団とファンに感謝した。

 また、“復帰”に伴い引退記念グッズの注目度もアップ。Tシャツやキーホルダー、ピンバッジ、盾などはメインの場所に並べられ、多くのファンが手を伸ばしていた。

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