【アリゾナ州フェニックス発】カブスのダルビッシュ有投手(32)は26日(同27日)、敵地で翌27日(同28日)に行われるダイヤモンドバックス戦の登板に向け、控えのデービス捕手を相手におよそ16分間、終始同じフォームで入念なキャッチボールを行った。

 助走をつけた30メートルの投球、バッテリー間の距離ではカーブ、スプリットも交え、打者を想定した練習に余念がなかった。

 投げる前には、ルーティンとなっている表面がゴム状で公式球(141.7~148.8グラム)より重いプライオボールを壁に向かって投げるウオーミングアップを行った。フィールドに入ってからは重さと大きさが違う革製ボールも使った。

 27日は20日(同21日)の本拠地リグリー・フィールドの対戦と同じく、相手のエース右腕グリンキーと投げ合う。