大谷と田中が1年ぶりに再会

2019年04月23日 16時30分

【アナハイム22日(日本時間23日)発】ヤンキースの田中将大投手(30)とエンゼルスの大谷翔平投手(24)が、エンゼル・スタジアムで久々に再会した。昨年の4月27日に同じ場所で顔を合わせて以来、およそ1年ぶりにグラウンドで言葉を交わした。

 午後3時12分、田中が投手陣の練習前、ルーティンのポール間走のためにグラウンドに姿を現した直後、大谷が投手陣とともにダッグアウトから姿を見せた。田中が折り返し右翼ポール付近に戻ってきたタイミングで反対の左翼ポールから大谷が勢い良くダッシュ。右手を出した田中に、大谷は左手を添えながら握手し、およそ2分ほど言葉を交わし持ち場へ戻った。

 この日の大谷のキャッチボールに変化があった。ここまで塁間と同じ90フィート(約27メートル)が最長だったが、この日は95フィート(約29メートル)まで距離を延ばし10球を投げた。さらにバッテリー間の距離で入念に20球。クールダウンの10球も含め計80球を投げた。その後、右ヒジにプロテクターを着けてのベースランニングで汗を流した。

 見せ場のフリー打撃では本領を発揮。40スイング中、3連発を含め、柵越えは計15本だった。右翼中段に特大弾を2本放ち、うち1本はコカ・コーラの看板を直撃した。

 5月の打者復帰に向け順調な歩みを見せるなか、気になるのは投手の生きたボールを打つ打撃練習(ライブBP)をいつ行うかだ。ヤンキースとの4連戦中にも行うのではと言われているが、オースマス監督はこの日の試合前「まだやっていないし、明日も予定はない」と言葉を濁した。しかし、打者としての復帰まで何%のところにきているかの問いには「10月に手術したから、打者としては85%くらいかな」。のらりくらりとかわした指揮官だが、段階を順調に踏んでいるようだ。

 大谷が引き揚げた後、今度は田中が投手陣と練習。キャッチボールなどで軽めの調整でグラウンドを後にした。正式な発表はまだだが、中5日を経た26日(同27日)のジャイアンツ戦が濃厚だ。次回、ヤンキースがエンゼルスと相対するのはヤンキー・スタジアムでの9月17日(同18日)からの3連戦とかなり先。昨季は昨年5月27日にヤンキー・スタジアムで1度だけ対戦し、田中が2三振1四球と圧倒した。田中対大谷の再戦に期待したいところだ。