田中 2勝目ゲットのカギは修正したスプリット

2019年04月20日 12時00分

【ニューヨーク19日(日本時間20日)発】ヤンキース・田中将大投手(30)が、翌日に控えた本拠地でのロイヤルズ戦に向けて「自分のいいボールを投げるだけですね」と静かに闘志を燃やしている。カギになるのはもちろん、宝刀スプリット。2日前のブルペンでは、投手コーチの発案で解析機器を持ち込み、黒星を喫した前回登板の原因究明に努めた。

 信じるのはあくまでも自身の感覚だ。数値は見ず、映像と感覚を徹底的に照らし合わせた。「感覚と映像のズレは良くも悪くもあったりはしますが、今回も少し思う部分、気づく部分はあった。そこをまた少し修正を加えながら昨日、今日と調整はしました」。ツーシーム気味に変化してしまうボールの軌道修正にも時間を割いた。

 過去にはいい変化をした試合もあるが「今の自分、その日のコンディションとの微妙なズレとか必ずあるので、必ずしもそれ(いい時の投げ方)だけやってりゃいいってわけではない。それがまた難しいところ」。立ち返ることを“良し”とせず、常に新たな方法を模索している。

 負傷した主力選手の復帰時期が見えず、乗り切れないチーム状態が続いているが、田中にやれることは「自分のいいボールを投げること」。見直した宝刀を駆使し、2勝目をつかむ。