大谷が屋外フリー打撃を術後初公開

2019年04月20日 12時00分

【アナハイム発】5月中の打者での復帰を目指すエンゼルスの大谷翔平投手(24)が19日(日本時間20日)、昨年10月の右ヒジ手術後では初めて打撃練習を公開した。マリナーズ戦前の全体練習に加わり、本拠地エンゼル・スタジアムで術後初となる同僚打者と組んでのフリー打撃に臨み、計33スイングで柵越えは9本に及んだ。すでに非公開では屋外でのフリー打撃も行っていたが、改めて打者としての能力の高さを見せつけた格好だ。

 最初の柵越えは4スイング目だった。飛距離より方向を意識していたようで1球、1球の行方を確認。打ち損じても笑顔を見せるなど楽しんでいる様子がうかがえた。左に右に中越えに。全方向へアーチをかけた。

 花巻東の先輩、マリナーズ・菊池と久しぶりに対面してトークに花を咲かせた前日もマシン打撃やフリー打撃に臨んでいた。ただ、これまでの打撃練習はいわゆる別メニュー。僚友にまじり、報道陣も見守る中で臨むそれは、戦列復帰に向けて着実に前進していることを物語っていた。

 手術した右ヒジの状態も良くなっている。かねて「普通に投げられる感じにはなっている」と話していたが、この日は投手陣とのアップ後に行ったキャッチボールでじわじわと距離を延ばし、術後最長となる約27メートルでも10球を投げた。計75球を投じた後に壁当てで感触を確認するなど、来季になる投手復帰に向けたケアにも抜かりはない。

 来週中にはリハビリの最終段階となる同僚投手相手の打撃練習に移行する。この日は今季4回を予定している大谷グッズの来場者プレゼントの第1弾として、二刀流右腕の後ろ姿がデザインされたブランケットが配布された。大谷劇場第2幕に向けた準備は着々と進行中だ。