マリナーズ 菊池雄星にぶつけられたボーゲルバックが絶好調

2019年04月16日 16時30分

“雄星効果”で打撃好調のボーゲルバック(ロイター=USA TODAY Sports)

【ワシントン州シアトル15日(日本時間16日)】マリナーズが開幕からの連続試合本塁打を14日(同15日)時点で18試合と伸ばし、メジャー記録を更新中だ。開幕から18試合で39本塁打は、2000年のカージナルスの42本に次いでメジャー歴代2位。菊池雄星投手(27)も「リードされても失点を最小限にして踏ん張って投げていれば、そのうち打線が何とかしてくれる」と頼りにしている。

 そんな中でサプライズはチームトップの7本塁打のブルースに次ぐ6発を放っている巨漢のボーゲルバックだ。開幕を一塁手の控えで迎えたボーゲルバックの活躍に「菊池の“運”が付いたのでは」と地元メディアの間ではジョークまじりでささやかれている。

 それは2日発行の本紙で報じたあの一件だ。3月は6試合中、出場は3試合と出場機会の少なかったボーゲルバックは1日(同2日)に生きた投手の球を見るため菊池のブルペン投球で打席に立った。しかし、投球が右腰を直撃し、ぶぜんとした表情でブルペンを後にすることに。最終的には「まあ、雄星はいいやつだから許してやるよ」と笑顔を見せた。

 だが、これで運が回ってきたようだ。8番・DHで出場した2日(同3日)のエンゼルス戦では8回に決勝打となる今季1号を中堅に叩き込んだ。菊池が3度目の先発をした5日(同6日)のホワイトソックス戦でも一発。ブルースが故障して代役出場した7日(同8日)に2発6打点、8日(同9日)にも1発の爆発ぶりだ。14日の時点で打率3割7分8厘、6発、11打点とブレークし、今ではDHとして上位打線に定着している。対照的に菊池は3戦連続で勝利投手の権利を手にしていながら、逃がしている。ぜひとも白星の“お返し”をしてもらいたいものだ。