菊池雄星 右打者対策のカギはチェンジアップの変化

2019年04月09日 10時31分

【ミズーリ州カンザスシティー発】マリナーズの菊池雄星投手(27)は8日(日本時間9日)、ランニング、キャッチボールに続き、通訳に座ってもらって15球投げるなど軽めの調整だった。メジャー4度目の先発となる10日(同11日)のロイヤルズ戦でメジャー初勝利を目指す左腕にとってカギは右打者対策だ。ここまでの3試合左打者に対して11打数1安打、被打率9分1厘と圧倒。だが右打者には52打数14安打、被打率2割6分9厘、2本塁打、3二塁打と極端に違う。ロイヤルズ打線は両打ちを含め、右打者8人が並ぶ可能性がある。

 菊池は右打者対策についてこう話している。「左右であまり変えるところはないです。ただ長打は右打者の方が多くはなると思うので、そこだけしっかり、毎試合のことですけど注意しなきゃいけないと感じます。左右で何かを変えないといけないとかは意識することはそこまで多くないです」

 とはいうものの、菊池はチェンジアップの取得にキャンプから取り組んでいた。菊池が得意とするカーブとスライダーは右打者から見ると向かってくる球。それとは逆方向へ逃げる球の重要性を感じたからだ。しかし、ここまで試合で投げたのは大量リードをもらったレッドソックス戦でボガーツに対してくらい。

 この日、グラウンドでの練習終了後、ブルペンで同僚左腕の投球練習を見学したのは、チェンジアップの変化の確認だろう。早く、武器にしたいところだ。

 先発ローテーション5人で勝ち星がないのは菊池だけだ。また、7日(同8日)現在、チームは9勝2敗と好調だが、黒星はともに自身が登板した試合だ。あせるなというのは難しいだろう。しかし、内容は悪くない。自分の投球に集中すれば、自然と結果はついてくる。