菊池雄星メジャー初勝利またも逃す 味方のエラーに足すくわれた

2019年04月06日 12時00分

またもメジャー初勝利を逃した菊池(ロイター=USA Today Sports)

【イリノイ州シカゴ5日(日本時間6日)発】メジャー初勝利は今回も幻と消えた。マリナーズの菊池雄星投手(27)は敵地でのホワイトソックス戦に先発登板して5回93球投げ、7安打6失点(自責4)4三振1四球で勝敗は付かなかった。味方が6回に4―6から8―6と逆転して勝利投手の権利が転がり込んだが、救援陣がリードを守れず白星を逃した。チームは8―10で敗れた。

 失策絡みによる序盤の大量失点によく耐えて5回を投げ切った。初回は遊撃手のベッカムが3失策して先制点を奪われ、無死満塁からモンカダに中越え2点二塁打。打球はフェンスを越えていたが、中堅手のスミスがジャンプしてグラブでボールをかきだして満塁弾を免れた。2回は4連打で3失点を許し1―6とリードされた。

 ところが3回以降は見事に立ち直った。3回は二死から二塁打されたが無失点に抑え、4回と5回は三者凡退。2回まで53球を費やしたが、それ以降は40球でホワイトソックス打線を片づけて5回を投げ切った。

「やっぱり立ち上がりというのは難しいところがありましたけど、そこで粘り切れなかったというのが一番の反省ですね」と無念の表情。立ち上がりはカーブとスライダーが抜け気味で、ストライクが欲しくて置きにいく形になっていたという。「なるべく突っ込まないように重心を残しながら投げるようにしました。修正しきる前に点を取られてしまって、3回以降は気持ちを切り替えながら修正できたかなと思います」。

 これで2試合続けて勝ち投手の権利を得ながら白星を逃した。「そこは自分でコントロールできないことですし、しっかりと自分のボールがコントロールできていれば良い結果になるというのは3試合でわかりましたので、次こそタイミングと自分自身の結果がかみ合えばと思っています」と前向き。日本時間3月31日に59歳で亡くなった父・雄治さんへ、次こそメジャー初勝利を届ける。