田中 自ら太鼓判「もう開幕迎えても大丈夫」

2019年03月20日 08時33分

【フロリダ州タンパ19日(日本時間20日)発】開幕戦は大丈夫! ヤンキースの田中将大投手(30)が、自身に太鼓判を押した。前日の敵地ブレーブス戦ではオープン戦最長の5回、82球を投げ、1本塁打を含む2安打1失点、7三振2四球と上々の内容だった。降板後には「イニングも投げて球数も投げられたんで、そういう点に関しては、もう開幕迎えても大丈夫だと、そう思えますけどね」。なかなか口にすることがなかった“GOサイン”も飛び出した。

 課題としていたカットボールが制球よく決まり、打者の反応をしっかり確認できた。これには右腕も「間違いなく今日が一番良かった」とうなずいた。

 投球フォームに関してもシーズンさながらの修正ができた。「ちょっと足上げたときの形を変えたらスピードが出始めた。『あ、ここだったのかな』っていうのを思いながら投げた」。イニングを追うごとに直球の球速とキレが増した。

 2回に3点、5回に4点と打線が爆発。リズムを乱されかねなかった。「(自軍の)攻撃が長いイニングもありましたし、そういう中でしっかりと投げられた。それも良かった」。オープン戦最終登板を待たずに、多くのチェック項目に印を打てた。

 これにはロスチャイルド投手コーチも「『シーズンに向けての準備』という意味ではすごくいい登板だった。左打者へのバックドアのスライダーも良かったし、カッターも良かった。カーブに関しては使う頻度が少なかったが、心配していない。自信を持っていいと思う」とこちらも太鼓判だ。

 この日は気温が15度を下回る肌寒さだったが、田中は時折、笑顔を見せながらキャッチボールやバント練習などをこなし、グラウンドでの調整を終えた。次回の最終登板は23日(同24日)、本拠地でのブルージェイズ戦の予定。中4日での登板が続くため、イニング、投球数ともに少なめとなりそうだ。28日(同29日)の開幕戦まで10日を切った。4度目の大役に不安はない。