イチロー 日本開幕戦は「僕にとっては大きなギフト」

2019年03月16日 21時09分

会見に出席した(左から)イチロー、サービス監督、菊池

 去就が注目されるマリナーズ・イチロー外野手(45)が、16日の凱旋会見で“攻めの姿勢”を貫いた。

 21日の開幕2戦目に先発する菊池雄星投手(27)、スコット・サービス監督(51)と会見に臨んだイチローは「これは僕にとっては大変大きなギフト。どの一瞬も大切にして、これが終わった1週間後は振り返ることになるわけですから、一瞬一瞬を刻み込みたいと思っています」と、2012年以来7年ぶり2度目となる日本開幕戦について語った。

 リラックスしながら菊池やサービス監督のコメントに感想を差し込んでいたイチローは、メジャー19年目でも慣れない時差ボケについて「飛行機での過ごし方、着いてからの過ごし方、テクニカルなことはありますが、難しいですね。時差には結局いまだに慣れず、記者の質問にも慣れず、アメリカ人のいいかげんさにもいまだに慣れていないという感じですね」とさらり。壇上に並んでいたサービス監督、会見場にいた同時通訳機をつけた多くの米メディアにもひるむことなく、日ごろから思っていることをそのまま語ってみせた。

 これに反応したのか、米メディアから出た「いつ引退は分かりそうか?」という内角攻めにも「いつ分かるんですかね。それは僕にも分からない。こういう質問に慣れていないと改めて思いました」と“攻め”の対応。

「2012年にシアトルからニューヨークにトレードで行ったわけですけど、毎日その日を懸命に生きてきた。マイアミに行ってからも同じ。メジャーリーグは厳しい世界。いつ通達が来るかも分からない。そういう日々を過ごしてきた。そして今日またここにいるという状態です」とメジャー18年間で3089安打を積み重ねてきたプライドをかけ、この東京ドーム2連戦を「花道興行」と位置づけたい“外圧”に対抗する姿勢を示し続けた。

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