日本時間14日に対戦 田中が366億円男・ハーパーとの対戦心待ち

2019年03月13日 14時00分

3度目のオープン戦登板に臨む田中(ロイター=USA TODAY Sports)

【フロリダ州タンパ12日(日本時間13日)発】ヤンキースの田中将大投手(30)が、オープン戦3度目の登板となる13日(日本時間14日の本拠地でのフィリーズ戦に向けて意気込みを語った。

 開幕戦に照準を合わせてステップアップを続ける右腕にとって、格好の相手がやってくる。先日、13年3億3000万ドル(約366億円)の超大型契約を結んだ強打者、ブライス・ハーパー外野手(26)だ。これまで相手打者がマイナー中心ということもあり、自身の課題に重きを置いてきた田中だが、ハーパーが来ることを知ると「あ、やっぱり来るんですね」。そしてこう続けた。

「打者の反応だったり、いろいろ考えて打ち取るための投球をするという部分では、やはり一線級の打者相手に投げた方がいいに決まっている。いい材料にできるんじゃないかなと思いますよ」。本番モードへ切り替えていく上で、うってつけのスラッガーとの対戦を心待ちにした。

 今回のテーマに「どれだけボールを制球できるか、自分自身をどうコントロールできるか、その両方」を掲げ、より意識するのがカーブとともに今キャンプの最重要課題としているカットボールだ。直球、ツーシームに加え臨機応変に使い分けたい球種だが、昨季は「特に良くなかったので(投げる)割合が減った」。精度を高めるための鍛錬は続けているものの「まだまだ」という段階だけに、開幕を見据えて積極的に使っていく考えだ。

「登板も明日を入れてあと3度くらい。シーズンに近い投球をしていきたいとは思いますけど、だからといって結果を欲しくてやることはない」。過去には手応えがないのにオープン戦で抑え続けて、モヤモヤしたまま開幕を迎えたこともあったが、今年は「変な気持ち悪さはないです」。開幕投手へのいいステップとしたい。