田中 前回登板で評価「ゼロ」の直球が課題

2019年03月08日 12時46分

【フロリダ州タンパ7日(日本時間8日)発】ヤンキースの田中将大投手(30)が、オープン戦2度目の登板となる8日(同9日)の本拠地タイガース戦に向け意気込みを語った。

 3日(同4日)の初登板では、昨シーズン途中に数球投げたというナックルカーブを本格導入。初球の入りだけでなく、追い込んでから投じて凡打に仕留めるなど、あらゆるケースで試して手応えを得た。

 これまでのカーブよりスピードが速く、鋭い縦変化をすることから、勝負球の一つにもなり得る。「使い方や握りは変えましたけど、基本的に考えていることは一緒。ただ精度が上がれば使える場面は増えるだろうしっていうところだけですよ」と田中。どんな場面でも投げられる球種に仕上げていきたいとした。

 ナックルカーブに注目が集まる一方で、田中が前回登板後「ゼロです、ゼロ」と切り捨てたのが直球だった。投げ下ろすような角度を生み出せず、フラットな軌道になったことを反省材料としていた。

 田中は「シーズン中、本当に勝負がかかっている場面とは違う配球、投球はするとは思います」としながらも、「前回直球が良くなかったですし、そこのロケーションというものも求めながら、いろんなボールでストライクを取って、こちらの有利なカウントで打者との対戦を進められたらいい」。角度のついた直球でストライクを奪う、という明確なテーマも挙げた。

 チームのエースであり“弟分”でもあるセベリーノが右肩炎症で開幕絶望。ナインの精神的支柱でもあるサバシアも、昨年受けた手術の影響で、復帰に時間がかかる見通しとなった。背番号19にかかる比重は増えるだろう。まずは自身のパフォーマンスを着実に上げていくまでだ。