イチロー514日ぶり盗塁「全然進んでないです」

2019年02月25日 11時30分

【アリゾナ州スコッツデール24日(日本時間25日)発】マリナーズとマイナー契約のイチロー外野手(45)が足で魅了した。ロッキーズとのオープン戦に「6番・左翼」で先発出場し、1打数無安打1四球1三振、マーリンズ時代の2017年9月28日以来、514日ぶりの盗塁を決めた。5回の守備から退いた。チームは4―2で勝った。

 敵地ながら誰より大きな声援を受けて入った2回一死無走者の第一打席。ロッキーズ先発のグレイからストレートの四球で出塁すると、次打者の2球目にスタートを切り、楽々と二塁を陥れた。二ゴロで三進すると続く打者の中前適時打で生還した。4回一死無走者の第2打席は2番手のランバートに対してカウント1―2から5球目の外角低めスライダーを空振り三振に倒れた。

 昨年はレギュラーシーズンの出場が少なかった影響もあり、盗塁を決めることができなかったイチロー。スタートを切った感覚について「全然進んでないです。いつも通りこの時期は進まないですよ」と表現。出塁したら仕掛けようとの意識があったのかと聞かれ、「なかったら走らないでしょ。なくて走ることはない」と淡々と話した。

 22日(同23日)のオープン戦初戦では2点適時打、23日(同24日)には練習で背面キャッチを披露、そしてこの日は盗塁を決めた。現在はマイナー契約の招待選手という立場。限られた出場機会の中で自分から積極的にアクションを起こす必要があるかと問われると、「うん。そりゃそうでしょ」と断言した。3月20、21日の日本での開幕戦出場が有力視されてはいるが、今後もアピールを続けていく。

 一方、菊池雄星投手(27)は25日(同26日)のオープン戦初登板に備え、キャンプ地ピオリアに残って調整。サービス監督によると先発で2回をめどに投げる予定だ。イチローとの同時出場は実現するか。

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