イチロー7番左翼スタメンで2点適時打 OP戦アスレチックス戦

2019年02月23日 12時00分

満塁の好機に2点適時打を放ったイチロー(ロイター=USA Today Sports)

【アリゾナ州ピオリア22日(日本時間23日)発】マリナーズのイチロー外野手(45)がアスレチックスとのオープン戦に「7番・左翼」でスタメン出場し、2―0とリードした3回二死満塁の第2打席に右前へ2点適時打を放った。その後に代走が送られ、2打数1安打2打点で退いた。

 昨年5月2日以来、約9か月半ぶりの実戦だった。大声援で迎えられた2回先頭の第1打席は捕邪飛に倒れたが、3番手の左腕バクターに対した第2打席でレジェンドのバットがよみがえった。カウント2―2からの5球目。146キロの高め速球に詰まりながらも右前へ運んだ。

「あのヒットではちょっと恥ずかしい。恥ずかしいというか、そりゃキレイな方がいいけどね」とイチロー。一塁ベースに立つ背番号51へさらに大きな歓声が送られた。

 296日ぶりの実戦に「すごい緊張しました。最初に来た時とも違う。どれとも違う緊張感でした」と神妙な表情。ただ「毎日緊張すると思うけど、この緊張感は今日だけと思います。次はどうゲームの感覚を取り戻すかというステップですね」と3月20日、21日に東京ドームで行われる開幕戦ロースター入りに照準を合わせた。

 一方、菊池雄星投手(27)は実戦形式の練習(ライブBP)で2度目のマウンドに上がり、のべ6人の打者に対して25球を投げた。10スイング中、空振り3、ファウル6、ゴロ1で安打性はなかった。「真っすぐもスライダーもいい状態で投げられたと思います」と納得。25日(同26日)のレッズ戦で実戦デビューの予定だ。

 この日は3回終了までベンチで観戦。「まだオープン戦ですがメジャーの雰囲気を味わえて幸せな時間でした」と満面の笑み。適時打後にベンチに引き揚げてきたイチローともハイタッチし「改めて幸せだなと思います」と興奮気味だった。

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