【アリゾナ州ピオリア15日(日本時間16日)発】マリナーズの菊池雄星投手(27)はストレッチ、キャッチボール、フィールディング練習などで汗を流し「流れもだいぶつかめてきた。選手の名前とかも少しずつ覚えてきて楽しくやっている」と話した。

 朗報もある。これまでは暫定的にイニシャルがニックネームとなっていたが「『YK』はなくなりました、おかげさまで」と報告し、報道陣を笑わせた。野手陣がキャンプインする翌日の自己紹介では「ユウセイ」と呼んでもらえるようチームメートやコーチ陣、球団スタッフに懇願するという。

 バッテリー陣の練習中には、マイナー契約のイチローがキャンプ施設入りした。菊池は全体練習後、クラブハウス内で対面したことを明かし「本当に楽しみにしていた。今日は時間がなくてごあいさつしかできなかったが、すごく楽しみ」と、同じユニホームを着ることにワクワクしている様子だった。