田中 メジャー6年目の誓い「1年間フルに投げる」

2019年02月15日 12時00分

キャンプ初日を終え、メディアに対応する田中(ロイター=USA TODAY Sports)

【フロリダ州タンパ14日(日本時間15日)発】ヤンキースの田中将大投手(30)がメジャー6年目のキャンプ初日を迎えた。オフに温暖なオーストラリアで自主トレを行い、「仕上がりは例年より順調」と明るい表情だ。チームにとっては2009年以来、10年ぶり、自身初のワールドシリーズ制覇へ好スタートを切った。

 練習前にバッテリー組のミーティングを終えるとサブグラウンドで守備練習。ノックを受けての一塁送球、一塁カバー、けん制など1時間ほど汗を流した。練習後には日米メディアの記者会見に応じ、今季へ向けての抱負などを語った。

 オーストラリアでの自主トレが今季に向けての助けになるかと聞かれると「現段階ではそうなると思っています。調整段階というものが順調にしっかりきていると思うので」と即答。「いくらオフシーズンにトレーニングしてきても、やはりチームのジャージーを着てやる初日というのは体にかかるストレスというか、独特のものがありますね」とヤンキースでプレーする喜びを語った。

 大目標はチームの09年以来の世界一であることは言うまでもない。個人としてはここまでエースの証しである200イニング到達にこだわりを見せていたが、今季は1年間フルに投げることだ。「まずワンシーズン投げなきゃ意味がない。やはりどこかで穴をあけてしまうシーズンが多いですし、まあほとんどそうですね。だから一番はそこなので、200(イニング)と言える土俵に僕はいないです、今」

 キャンプ、オープン戦の目標はシンプルだ。「自分のもっているボールの精度を高めたいといつも思っています。メカニックの部分でもああしたいこうしたいという部分はあるので、まあそこはうまく自分の中ではめ込んでいきながら投げられたら」

 順調にキャンプインした背番号19にブーン監督は「とてもシェイプしてキャンプインしてくれた。マサはいい状態にあるようだ。彼はずっとそうだったように今年もダイナミックなピッチャーであることを期待している」と絶大な信頼を寄せる。指揮官はバッテリー組集合日の13日(同14日)、開幕投手にセベリーノを指名。田中の順番が気になるが「マサは開幕投手であろうと何番手であろうと、しっかり投げてくれる。プレーオフでも常に落ち着いている。マサが何番手になるか未定だが、どこで投げようと何も心配していない」と説明した。

 ポストシーズンの圧倒的な投球が評価されている田中。今季は1年間通して試合を支配する。