2019年度の米野球殿堂に入るメンバーが、22日(日本時間23日)に発表される。有力視されているのは資格1年目のヤンキースで歴代最多の652セーブを挙げたマリアノ・リベラ氏(49)、資格最終年の10年目のマリナーズ一筋でDHとして活躍したエドガー・マルティネス氏(56)、17年11月に搭乗していた飛行機が墜落して40歳で死去したア、ナ両リーグでサイ・ヤング賞に輝いた故ロイ・ハラデー氏、ヤンキースなどで通算270勝を挙げたマイク・ムシーナ氏(50)の計4人だ。殿堂入りは全米野球記者協会に10年以上、所属している記者による投票で決まり、75%以上の得票が必要。昨年末に締め切られた。

 米国では投票した記者が自身のSNSで誰に入れたかを公表している。その情報を集計しているサイトもあり、ライアン・シボード氏による「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」が有名。同サイトによると今回、投票権があるのは412人で20日(日本時間21日)時点、196人が実名で、また、5人が匿名で投票内容を公表している。それによるとリベラ氏が100%、マルティネス氏が90・0%、ハラデー氏が92・5%、ムッシーナ氏が81・1%とそれぞれ当選ラインを越えている。どうなるか。