西武からポスティングシステムを使って米大リーグ・マリナーズ入りが決まった菊池雄星投手(27)が6日、シアトルから帰国した。

 この日午後、成田空港に到着した左腕は「うれしさと責任といろいろな思いがあります。(マリナーズが)自分のことを一番必要としてくれていると感じた」と新天地への思いを語った。

 決定と同時に「(辻)監督、(渡辺)GM、コーチ陣に連絡しました。先輩方からもたくさんの激励をしてもらった」といい、帰国の機内では「ライオンズの9年間を振り返って、いろいろな思いが込み上げてきた。本当に貴重な9年間だったなと改めて感じた」と語った。

 エースのフェリックス・ヘルナンデス投手(32)に次ぐ先発2番手の期待がかかる2019年シーズンに向けては「とにかく1年間、ローテーションを勝ち取って守り切ること。ここがゴールではなくスタート。来年に向けて責任を持ってマリナーズの力になれるように頑張りたい」と意気込んだ。