【マサチューセッツ州ボストン27日(日本時間28日)発】米大リーグ公式サイトは12月2日(同3日)にポスティング申請される予定の西武・菊池雄星投手(27)が先日、ロサンゼルス近郊を訪れた際にNHLアナハイム・ダックスの試合を最前列で観戦している写真を紹介した。

 ダックスの本拠地ホンダ・センターは、大谷翔平投手(24)が本拠地とするエンゼル・スタジアムのセンター後方700メートルほどのところにある。同サイトは菊池と大谷が同じ花巻東高校の出身であることに触れ、当地にいた理由については、代理人スコット・ボラス氏のオフィスが近郊のニューポートビーチにあるからだろうと報じた。

 同サイトは「おそらくこの画像は金曜に行われたダックス対オイラーズ戦で撮られたようだ」と書いているが、夫人のすぐ左隣にある相手ベンチにいる選手のジャージーデザインからして違うようだ。画像を見たところ、菊池はダックスのホーム用ジャージーを、左隣の瑠美夫人はグリーンが入ったジャージーを着用。袖番号は「16」だ。現在、ダックスで16番をつけている選手はおらず、自身が西武でつけている16番のジャージーを特注したようだ。

 菊池について複数の米メディアがヤンキース、レッドソックス、フィリーズ、レッズなどが興味を持っていると報じており、同サイトは23日(同24日)に「菊池は実績のあるFA先発投手と並んで5番目に高額な契約を手にするだろう」と予想。争奪戦に発展するのは間違いない。