チームメートが選んだ大谷18年名場面

2018年11月18日 11時01分

インディアンス戦でメジャー初本塁打を放った大谷(ロイター)

【元局アナ 青池奈津子「メジャーオフ通信」特別編・下】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は投げては101・1マイル(約162・7キロ)をマーク。打っても130メートルを超える特大弾をエンゼル・スタジアムのスタンドに何発も叩き込んだ。快足でチームに勝利をもたらしたこともある。躍動した全てが名場面と言えるだろう。チームメートは大谷のどの場面が印象に残っているのか。

 チームの切り込み隊長コール・カルフーン外野手(31)が挙げたのは本拠地デビュー戦となった4月3日のインディアンス戦の初回に放った1号3ランだ。

「どうだろね、ホームでの最初のホームランかな。インディアンスとの対戦中のグランドスラムだっけ? 3ランだっけ? 3ランか! あの時のカーテンコールはすごかった。この球場で、彼に対する期待が半端ない中で、最初の打席でホームランなんて、かっこ良すぎるでしょ」

 大谷とクリーンアップを組んだジャスティン・アップトン外野手(31)も同じだ。
「彼の最初のホームランだね。遠征から帰ってきて、ホームでの開幕戦。スタジアムは光り輝いていて、ファンたちも狂わんばかりに大谷のあいさつに喜んでいた」

 大谷については「彼は評判通りの選手で、一緒にプレーしていて楽しいよ。素晴らしい打者であり、素晴らしい投手で、野球が大好きで本当に勤勉だ」とベタ褒めした。

 救援右腕のブレーク・パーカー投手(33)は「わお、いい瞬間があまりにあり過ぎるよね」と悩んだ末に選んだのはフリー打撃だ。「僕は、毎日の打撃練習(BP)で彼が見せる打撃が一番好きかな。試合中の感心した場面もたくさん挙げられるけど、彼のBPを見ているのがすごく楽しい。コロラドで見せたある打撃はすごく飛んでさ。あんなに遠くまでボールが飛んでいくのを初めて見たよ。彼の強さと運動能力は本当に見ているだけで楽しい」

 5月8日の敵地でのロッキーズ戦前のフリー打撃で大谷は度肝を抜いた。標高約1600メートルに位置し、ボールが飛ぶクアーズ・フィールドの3階席に何度も運んだ。あまりの飛距離に地元紙デンバー・ポストが「死ぬ前に一度は大谷のクアーズでの打撃練習をみるべき」と報じたほどだった。

 番外編は歌手。ジェフリー・マルテ内野手(27)が選んだ。「僕は、先日歌っていた大谷が一番好き。デスパシート♪楽しかったね!」

 9月23日に敵地ヒューストンから本拠地アナハイムへ戻るチームバスの車中で、大谷は“新人いじり”としてカラオケでラテンポップのヒット曲「デスパシート」の日本語バージョンを熱唱。同僚の救援左腕へレスが撮影した動画を自身のSNSにアップ。ファンがツイッターに投稿したことで全米に拡散した。

 メジャー1年目、全米に大旋風を起こした大谷。10月1日に右ヒジの靱帯を再建するトミー・ジョン手術を受けたため、来季はブラッド・オースマス新監督(49)の下で打者で勝負する。二刀流復活は2020年シーズンの予定だ。

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