エンゼルス同僚左腕スカッグス「大谷は革命者だ」

2018年11月17日 11時00分

エンゼルス先発ローテの一角を担うスカッグス(ロイター=USA TODAY Sports)

【元局アナ 青池奈津子「メジャーオフ通信」特別編・中】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は1919年のベーブ・ルース以来となる本格的な二刀流で全米のファンから圧倒的な声援を受けた。チームメートはどう感じていたのか。先発左腕タイラー・スカッグス(27)が二刀流への驚きとクラブハウスでの素顔を明かす。

 ――大谷選手が入団前と後で、感じ方の違いなどはありますか

 スカッグス:大谷が(エンゼルスに)来ることになった時、どうなるのか予想がつかなかった。投げるのか、打つのか、両方やるのか、はたまた何もやらないのか、本当に分からなかった。僕はロッカーが春からずっと隣だったから話す機会をたくさんもらったけど、本当にいいやつ。リラックスしていて、皆の中に溶け込んでいるし、そういう様子がフィールドでも表れていると思う。

 ――どんな話をするのですか

 スカッグス:ビデオゲームについてよく話すね(笑い)。あとはスポーツ。(NBAのスーパースター)レブロン・ジェームズが(ロサンゼルスが本拠地の)レイカーズの一員になったから、彼を見に行きたいねって話をしたり。僕はオフシーズン、サンタモニカに住んでいるから(レイカーズの本拠地の)ステープルズ・センターを経験しに一緒に行こうか、なんて一平(通訳)とも予定を話したりしているよ。

 ――大谷選手が来るまで、二刀流が可能だと思っていましたか

 スカッグス:それまで、二刀流を成し遂げた選手を見たことがなかった…。とはいえ、大リーグではそもそもやろうという話にならない。選手がドラフトされたら、マイナーリーグの段階で投手か打者かを選ばされる。だから、大谷は画期的な革命を起こしている選手だと思う。彼の成功を見て、大リーグでもその可能性を示唆している。すごく興味深い。シーズンが始まる前、多くの懐疑的な意見があったけど、それを全部ひねり潰したよね。プレーにおいてもメディアの対応も全て素晴らしかったと思うよ。

 ――あなたはもともと、投手になりたかったのですか

 スカッグス:僕? もともとはファーストもやりたかったんだけど、高校でドラフトされてプロ入りしてすぐに自分はここにいる選手らほど打てないなって実力の差を知って諦めたよ。投手としては、実力はあるって知っていたからね。

 ☆タイラー・スカッグス 1991年7月13日生まれ。カリフォルニア州サンタモニカ出身。196センチ、98キロ。左投げ左打ち。2009年のドラフトで1巡目に指名されたエンゼルスに入団。10年にダイヤモンドバックスへ移籍し、12年8月22日のマーリンズ戦でメジャーデビュー。14年にエンゼルスに復帰するも同年8月にトミー・ジョン手術を受ける。16年、2シーズンぶりに復帰して10試合に先発登板。今季は24試合に先発して8勝10敗、防御率4.02の記録を残した。

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