【カリフォルニア州カールスバッド5日(日本時間6日)発】メジャーのGMミーティングが始まった。ワールドシリーズを制したレッドソックスのドンブロウスキー球団社長、ロメロGMやスカウト陣ら幹部は前夜に現地入りし、FA選手やチーム内で年俸調停の権利を得る選手に関する整理などを行った。

 エンゼルスのエプラーGMは、トミー・ジョン手術を受けた大谷翔平投手(24)について「ショウヘイはとても元気にしていて、リハビリのプロセスも今のところ順調に進んでいる。重要なのは今後もじっくりと、急がずにやっていくこと」と話した。

 ヤンキースのキャッシュマンGMは「有望株についても、FA(選手の獲得)についても、常にアグレッシブな姿勢でいたい。チャンピオンシップで勝つため、これまでと同じプロセスで臨むだけ」と番記者らに語った。

 今オフの移籍市場にはブライス・ハーパー外野手(26=ナショナルズFA)、マニー・マチャド内野手(26=ドジャースFA)、ダラス・カイケル投手(30=アストロズFA)ら大物がそろっている。昨年オフのように停滞するのか、それともスンナリ決まるのか。8日(同9日)まで行われるGMミーティングは前哨戦だ。