【ドラフト】楽天1位辰己はビッグマウスのド根性系「野球バカ」

2018年10月26日 16時30分

楽天カードを持つ辰己

【ドラフト会議:1位の素顔と野望 楽天1位=辰己涼介外野手(21=立命館大)】外れ1位で4球団競合の末、楽天に指名された大学ナンバーワン安打製造機は“ビッグマウス主義”で球界を席巻する。

 歴代2位の関西学生リーグ通算122安打を放ち、4年最後の秋季リーグでは首位打者を獲得。100メートルを5秒7で走る快速の持ち主は大学入学時に「4年後にドラフト1位でプロに入る」との公約を実現させた。楽天については「田中さん(現ヤンキース)が中心で優勝した年が印象的。まずは楽天カードを作ることからやろうと思います」とジョークを一発。新任の石井GMについても「お会いしてどれくらい面白い方なのか確認したい」と笑わせたが、目標の設定が頼もしすぎる。

 一応、尊敬する選手はイチローとしているが「自分にしかなれない選手になりたい。新人王? 取る自信はあるし、すべてのタイトルを取れる能力があると思ってます。(来年は)本塁打はまず20、30本は打つ。本塁打を打てる力はあるのであとは本数次第。タイトルを取るのに年齢は関係ないんで常に狙えるものは狙う」。何と“全部門総ナメ”までぶち上げたのだ。これも「自分にプレッシャーをかけるため。野球は強気や自信が必要だから。無理やろ、と言われたら気合が入るんで」の理由からだ。

 モットーは今どきの若手には珍しい、ド根性系の「野球バカ」。グラブにも書き込んだこの言葉は「自分は趣味もない。野球を取ったらただのバカなんで」。今季最下位に低迷したチームにはこんな男が必要だ。

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