大谷が新損傷発覚直後に大暴れ! 松井を超え日本選手最多の城島に並ぶ17&18号

2018年09月06日 12時46分

1試合2本塁打を放った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

【テキサス州アーリントン発】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は5日(日本時間6日)、敵地でのレンジャーズ戦に「3番・DH」で先発出場し、5回の第3打席で17号ソロを放つと、8回の第5打席で18号2ランを右翼席に叩き込んだ。日本人選手の1年目の本塁打数で2005年の城島健司(マリナーズ)に並んで1位タイとなった。1試合2本塁打&4安打をマークしたのは8月3日(同4日)のインディアンス戦以来、今季2度目だ。4打数4安打3打点、1盗塁1四球。チームの9―3の勝利に貢献した。

 敵地グローブライフ・パークが静まり返ったのは7―2の8回一死一塁だ。4番手の右腕バトラーがカウント3―1から真ん中に投じた88・4マイル(約143キロ)のチェンジアップをすくい上げると夜空に吸い込まれたかのように高く上がった打球は右翼席最前列に着弾した。18号2ラン。日本人選手の1年目の本塁打数で1位タイだ。同時にジャイアンツのバムガーナを抜き、メジャー現役投手単独トップとなった。20号の大台も見えてきた。

 ゴジラ超えの17号ソロは5回先頭の第3打席。2番手の右腕ビベンズダークスの初球、内角高めの90・3マイル(約145キロ)のフォーシームを完璧に捉えた。高々と上がった打球は右翼席中段に飛び込んだ。前日、16本で並んだ06年の松井秀喜(ヤンキース)を4打席であっさり抜いた。

 試合前、球団は大谷がMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた結果、右ヒジ靱帯に新たな損傷が見つかり、医師からは靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を勧められていると発表。9日(同10日)の先発予定は白紙となった。エプラーGMは電話会見で10日(同11日)に話し合うとし、「(手術するかどうかは)本人の意思を尊重したい」と語っていた。

 1打席目は四球、2打席目は投手強襲安打、4打席目はメジャーデビュー登板の左腕から中前打するとすかさず二盗を決めた。嫌なニュースを自らのバットで払拭するかのような大暴れだった。