田中将大10勝目かかったタイガース戦へ宝刀スプリットさらなる手応え

2018年09月01日 12時00分

【ニューヨーク31日(日本時間1日)発】ヤンキース・田中将大投手(29)が1日(同2日)のタイガース戦で日本選手では初となるデビューからの5年連続2桁勝利に臨む。レギュラーシーズンも残り1か月。自身の登板も多くて5試合ほどとなったが「1試合は1試合だし、1球は1球。自分なりにしっかりと意思を持って気持ちを込めて投げているわけなんでアプローチは変わらない」と静かに闘志を燃やす。

 8月は5試合に登板して0勝3敗だが、ここにきて宝刀スプリットにさらなる手応えを感じている。ロスチャイルド投手コーチは「腕のスピードが体の動きについてきていることでリリースポイントが前になり、角度のついた、ブレーキがかかりながら落ちるスプリットになっている」と分析。負傷離脱中のトレーニングで体が強くなったことで、理想的なフォームを体現しやすくなったと見ている。田中も「体のコンディションが整ってなければパフォーマンスはなかなか上がらないと思いますし、あながち間違いではないです」と同感で、確かな進化を感じ取っている。

 ヤンキースは2013年のナ・リーグMVPで俊足巧打の外野手・マカチェンをジャイアンツからトレードで獲得したと発表した。世界一奪回に向け、あくなき補強を続けている。フロントの意気込みもひしひしと感じながら、田中は6試合ぶりの白星を目指す。