田中 レイズ戦6回2失点で4敗目

2018年08月17日 12時00分

【ニューヨーク発】ヤンキースの田中将大投手(29)は16日(日本時間17日)、本拠地でのレイズ戦に先発し、6回を投げ、今季自己最多の9安打を浴びながらも2失点、6三振無四球と粘りの投球。しかし、打線の援護がなく4敗目(9勝)を喫した。

 日本人投手初のメジャーデビューから5年連続2桁勝利は持ち越しとなった。立ち上がりの4連打が痛かった。先頭スミスにフルカウントから落ちなかったスプリットを左前打され、直後に二盗を許す。次打者ウェンドルには抜けたスプリットを捉えられ、右中間フェンス直撃の二塁打で先制点を奪われた。3番バウアーズに遊撃内野安打され、無死一、三塁。4番パームには外角スライダーを左翼フェンス直撃の適時二塁打され、2点目を失った。その後、一死三塁は2者連続三振で切り抜けた。

 前回登板のレンジャーズ戦同様にスプリットの制球に苦しんだ。明らかなボールゾーンで見逃されるか、落ちずに甘く入って痛打された。2回以降はキッチリ修正。毎回安打されたものの、追加点は許さなかった。苦しみながらもクオリティースタート(6回以上を投げ、自責点3以下)でマウンドを降りた。

 右腕は「2回以降はアジャストできたんじゃないかなと思います。初回はアグレッシブさが足りなかったかなと思う部分があったので、2回以降はどんどんいこうというところも意識して投げました」と振り返った。この日はけん制、ベースカバーなど投手としての総合力を発揮した。3回と4回の一塁ベースカバーはともに間一髪のタイミングで入り、けん制では2度走者を刺した。まずは5回一死一塁。打者に初球を投じる前にけん制を2球続け、一走ウェンドルを刺した。2度目は6回二死二塁だった。カウント2―1で二塁ベース後方を守っていた二塁手がベースに入ったところへストライク送球すると二走の崔は戻れずタッチアウト。ガッツポーズでベンチへ戻った。

「駆け引きがあったけど、うまくいった。ああいうプレーで流れが変わることもある。自分を助けることにもなるし、自分でずっと大事にしてきていることなので、そういうプレーが今日2つ出たということは良かったです」

 次回登板は未定だが、必ず勝利を手にする。