【ニューヨーク14日(日本時間15日)発】ヤンキースの田中将大投手(29)は次回登板予定の16日(同17日)のレイズ戦に備えて軽めに調整した。あいにくの雷雨のため、10分ほどキャッチボールをして切り上げた。中4日で15日(同16日)が予想されていたが、右ヒザの炎症で故障者リスト入りしたサバシアの代役としてメジャーに再昇格したセサが先発し、田中は中5日と1日余計に休めることになった。

 ロスチャイルド投手コーチは「当初から休養を1日増やす予定だったわけでなく、C・C(サバシア)の故障でローテーションをどうするか考慮した結果」と説明。セサは3Aで7日(同8日)に先発しており、サバシアが登板予定だった17日(同18日)では間隔が空きすぎるため15日に前倒ししたようだ。

 またロスチャイルド投手コーチは前回登板で悪かったスプリットについても言及。「普通の状態ではなく、不安定だった。先日のブルペンでは何が悪かったかを理解して修正に取り組んだ。いい方向へ進んでいると思う」と巻き返しを期待した。