巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(44=現ヤンキースGM付特別アドバイザー)が10日、都内で行われた「スミセイ“Vitality Action”」に登場し、集まった親子らに野球指導を行った。

 同イベントは、住友生命の創業110周年を記念した社会貢献事業で、これまでさまざまな種目のトップアスリートによる親子スポーツイベントなどを開催。同様のイベントは今回で40回目を迎えた。

 この日は松井氏のほか、元新体操日本代表の畠山愛理(23)も登場。互いに実演をしながら両種目の体験、指導が行われた。イベント終了後、松井氏は「皆さん笑顔で楽しそうにメニューを消化してくれました。いい一日になってくれてたらうれしいです」と充実の表情で語った。

 そんな松井氏は、ティー打撃の指導の際には「珍アドバイス」を披露。なかなかバットが当たらない母親に「ストレス発散ですよ! ボールを息子の顔だと思って!」と笑顔で助言を送ると、バットはしっかりとボールを捉えて前方へ。“ゴジラ流”の指導で見事快音を響かせた。