田中 あと1勝に迫った日本人投手初の快挙にも「すごいとは思わない」

2018年08月10日 12時25分

【ニューヨーク9日(日本時間10日)発=沢田敏典通信員】ヤンキースの田中将大投手(29)は先発予定の10日(同11日)のレンジャーズ戦に備えて最終調整した。投手の全体練習を前にグラウンドへ姿を見せると、キャッチボールや遠投の後、相手のブルペン捕手を座らせ平地での投球練習を行い、最後は俊敏性を養うトレーニングで汗を流した。

 田中は前回登板のレッドソックス戦では球審の厳しい判定の影響もあり、球数が増えて4回2/3で降板したが、ソロ本塁打による1失点に抑えた粘投は評価された。しかし、チームはレッドソックスとの4連戦で4連敗。続くホワイトソックスには3連勝して態勢を持ち直した。

「いいゲームをこれから1試合でも多く続けていくことが大事だと思うので、僕自身いい投球ができるように一つひとつできることをやっていければと思います」とチームへの貢献を誓う。

 そんな田中はあと1勝でメジャー5年連続2桁勝利となる。日本人では黒田博樹がメジャー3年目の2010年から14年まで記録したが、デビュー1年目からは初だ。

「別に誰もがやったことのないことじゃないし、すごいとは思わない。でもみんなの援護がないと勝ち星というのはつかないし、周りのサポートに恵まれてここまで来れてると本当に思う。しっかり頼むぞというところでこれからも数多く抑えていけたらと思います」とチームのために自分を奮い立たせた。