大谷 今回の右肘靱帯損傷は古傷悪化じゃなかった?

2018年06月15日 16時30分

故障者リストに入っている大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

 右肘内側側副靱帯損傷のため10日間の故障者リスト(DL)に入っているエンゼルスの大谷翔平投手(23)は古傷を悪化させたわけではなかった――。米スポーツサイト、FRSベースボールのジョン・ヘイマン記者は14日(日本時間15日)、「大谷の(右肘内側側副)靱帯(部分)断裂は新たなものである」という関係者の証言を元にした記事を同サイトに掲載した。今回発見されたグレード2の損傷は、大谷がエンゼルス入団時に判明していたグレード1とは無関係であると伝えた。

 しかし、エンゼルスのエプラーGMは、それが新たに発見されたものであるのかどうかも含め、診断結果に関する情報について否定したという。ヘイマン記者は「それでもネガティブになる必要はない。より重要なのは、まだ公にされていない、(靱帯の)どの部分を損傷しているかである」と指摘した。

 また、大谷が今季、週1回(中6日)ペースで投げていた球数の平均は日本ハム時代よりも少ない89球で、2016年は112球、2014年は106球だったとし、エプラーGMが電話で「彼の(登板に関する球数などの)量は縮小されていた」と話したことを明かした。大谷は配慮して起用されていたことが分かる。

 記事の後半では、トミー・ジョン手術を回避した投手の現状を紹介。エンゼルスのリチャーズも、大谷と同様に右肘靱帯を損傷し、16年と17年はそれぞれ6試合の先発だったが、今季は13日(同14日)時点で14試合に先発して4勝4敗、防御率3・42とローテーションをしっかり守っている。ヤンキースの田中、ツインズのサンタナ、マリナーズのヘルナンデスも過去に靱帯に問題を抱えていたが、数年にわたって投げていると指摘した。