大谷が米球宴にDHで候補入り 二刀流の可能性は?

2018年05月31日 11時30分

オールスター戦にDHで候補に入った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

【ミシガン州デトロイト30日(日本時間31日)発】米大リーグ機構(MLB)はオールスター戦(7月17日=同18日、ワシントン)のファン投票概要を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手(23)はア・リーグDHで候補に入った。選出されれば、野手ではイチロー(マリナーズ)、松井秀喜(ヤンキース)、福留孝介(カブス)に続いて4人目で、DHでは初だ。投手と控え野手は選手間投票などで決まる。投票は6月1日正午(同2日午前1時)からMLB公式サイトで開始。日本からも投票可能だ。

 大谷はファン投票での選出だけではなく、ホームランダービー出場など投打での出場が期待される。今年は昨年のマイアミに続いてナ・リーグ本拠地での開催になるが、近年のオールスター戦は野手の出場機会増と投手交代を迅速に行えるメリットを考慮し、DH制が採用されている。

 大谷が選出された場合、二刀流実現の可能性は、どれほどあるのか。米メディアでは「難しい」とする声が多い。DH部門のファン投票で選出された場合、基本的にはDHとして先発出場することになるが、打った後に登板するとなると、ルール上はDHを解除する必要があるため、現実的ではない。考えられるのは、最初は投手として出場し、降板と同時にDHに入ること。その場合、大谷の後に投げる投手が打順を与えられることもないため、実現可能だ。

 ア・リーグの指揮を執るアストロズのヒンチ監督は、大谷が選出された場合、起用法について頭を悩ませることになるだろう。