好調の若いヤンキース支える野手最年長ガードナーの教え

2018年05月24日 11時30分

ヤンキースの「精神的支柱」と言われるガードナー(USA TODAY Sports)

【テキサス州アーリントン23日(日本時間24日)発】ヤンキースの田中将大投手(29)は23日(同24日)、次回先発する27日(同28日)のエンゼルス戦に備えキャッチボールなどで調整した。大谷との投げ合いは、地元ニューヨーク・メディアだけではなく、全米が注目している。

 レッドソックスと激しい首位争いを演じているヤンキースの強さを象徴しているのが、チームの中心である26歳前後の若いナインだ。そのチームを陰で支えているのが、239勝左腕CC・サバシア(37)とともに「精神的支柱」と言われている、野手最年長のブレッド・ガードナー外野手(34)。数少ない生え抜きでもあり、主砲のジャッジにも「チームの『ハート・アンド・ソウル』だ」と絶大な信頼を置かれている。そんなベテランは若手選手に何をアドバイスしているのか。

「エンジンが1年を通じて順調にかかり続けるとは限らないけど、一番大切なことは失敗しても何度でも繰り返しトライすること。より気分良く、よりうまくプレーできるように準備すれば、本人はもちろんチームも向上する。そういう基本的なことを伝えようとしているし、彼らをヘルプできることはなんでもするつもりだよ」

 これまでのチームリーダーは大スターで「キャプテン」でもあったデレク・ジーター氏(43=現マーリンズCEO)だ。ガードナーは一緒にプレーしたジーター氏から学んだことを生かしている。「デレクから学んだことはシンプルだ。『今日に集中すること』。コントロールできない明日やあさってを心配しても仕方ない。焦点を『今日』に合わせて、できることをやる。とても単純に聞こえることだが、シーズンはとても長いからこそ、一日一日が大切なんだと思う」

 投手リーダーのサバシアとは時々、チーム状態について話し合うという。「CC(サバシア)はすごい経歴だし、多くの投手が彼を頼っている。僕らはチームをけん引する役割を楽しんでやっているよ」とリスペクトするガードナーは「CCとは2009年のワールドシリーズでともに世界一になり、長い間一緒にプレーしている。(自分が)引退する前にもう一度、ワールドシリーズに戻って優勝したいと強く思っている」と熱く語る。

 派手さはないが、若いナインの“心のよりどころ”となっているガードナーの存在は大きい。