ヤンキース・ジャッジが明かす徹底マーク克服術

2018年05月08日 16時30分

パワフルな打撃でチームをけん引するジャッジ(ロイター=USA TODAY Sports)

【ニューヨーク7日(日本時間8日)発】昨季52本塁打でア・リーグのホームランキングに輝くなど大ブレークしたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(26)が今季も好調だ。ここまで打率2割9分6厘、8本塁打、23打点。チームは4月19日から始まった18連戦を最大9連勝を含む16勝2敗で乗り切り、前日のインディアンス戦も終盤に4点差をひっくり返して7―4のサヨナラ勝ちで6連勝を飾った。宿敵レッドソックスとの首位攻防戦を前に徹底マークされながらもコンスタントに数字を残す若き大砲を直撃した。

 ――昨季に引き続き、今季も好調だ

 ジャッジ:開幕からいろんなことをシンプルにして、早い段階で(調子の波に)乗るようにしたのが最も大きい。

 ――意識したことは

 ジャッジ:シーズンが始まって、だいたいすごく良いか悪いかだけど、悪く始まると大きな修正をしようとして、逆にどんどん形がズレてくる。僕も最初の2、3試合はあまり良くなかったけど「自分のプランに従ってやれば大丈夫。自分のアプローチに従えば大丈夫。とにかく継続することが大事」って自分に言い聞かせたことで、次第に良い方向に動き始めた。それが良いスタートを切れた理由だと思う。

 ――大ブレークの翌年は徹底的にマークされて打撃を崩してしまうケースも多い。キャンプ時に取り組んだことは

 ジャッジ:内角の球や低めの外角スライダー、チェンジアップなど、相手が僕をアウトにしようと投げた球を練習した。僕をアウトにした球が打てるようになれば、彼らは他の球を投げなければならない。だから自分の弱い部分の強化をずっとやっていた。

 ――2メートルを超える体から生み出される驚異的なパワーが武器だ。どんな打者を目指しているのか

 ジャッジ:確かにパワーはあるけど、自分自身はオールラウンドで打てる打者になりたい。とにかく継続してバットにボールを当てること。そうすれば何かしら良い結果が出ると思っている。もし自分のパワーでボールを思い切り打ち返したらホームランを打てるかもしれないけど、パワーのことはあまり考えてなくて、シンプルなスイングでボールを打つ。これに尽きると思っているよ。

 ――生え抜きの野手で2014年に引退したデレク・ジーター氏以来の看板スターとも言われている

 ジャッジ:周りに素晴らしい選手がたくさんいるから、僕自身はそういったプレッシャーを感じないんだ。(正捕手の)サンチェス、田中など、このチームの誰もがスーパースターだから、ただチームの一員だって感覚だけで…。それにヤンキースで這い上がってきた選手はたくさんいる。僕はなるべく、その中にフィットしようとしているだけだよ。