第90回選抜高校野球大会準決勝(3日、甲子園)で智弁和歌山と対戦する東海大相模(神奈川)が2日、西宮市内のグラウンドで練習を行った。

 優勝候補同士の注目の一戦を前に、門馬監督は「意気込みすぎず、いつも通りの姿勢で臨みたい」と平常心を強調。攻略のポイントとして「右投手3人それぞれの特徴をどう捉えて、ウチが攻撃していくかが大事」と語った。

 投手陣はエース右腕・斎藤(3年)と、今大会2試合に先発している左腕・野口がブルペンでともに20球を投げて調整。野口は「先発でもリリーフでもいける準備をしている」と、決戦を前に緊張感を漂わせた。