【センバツ】“恐怖の7番”大暴れ!東海大相模が8強一番乗り

2018年03月29日 18時34分

2回、2ラン本塁打を放つ渡辺

 第90回選抜高校野球大会第7日(29日、甲子園)、東海大相模(神奈川)が静岡(静岡)に8―1で快勝し、ベスト8に一番乗りした。

“恐怖の7番打者”が試合を決めた。東海大相模は2回、二死三塁のチャンスで7番渡辺が先制の2ラン本塁打を放ち、試合の主導権を握る。渡辺は4回の第2打席でも適時打、8回第4打席では貴重な追加点となる犠飛を放つなど、5打数3安打4打点と大暴れ。チーム全体でも12安打8得点と打ちまくり、大勝でベスト8一番乗りを決めた。

 この日の一発で高校通算本塁打は37本目。新チームでは当初4番を任されていた渡辺だが、センバツのメンバーを決めるオフの紅白戦で不振が続き、ベンチ漏れの屈辱を味わった。「自分は長打だけで足がないので、結果が出ないと、だんだんと悩んでしまった。チームのためじゃなく、自分のことだけを考えていた。活躍しなきゃどうしようとマイナスのことばかり考えていました」と渡辺。

 コーチの一人が「率と長打を両立しようと苦しんで、上がっていくにつれて単打ばかりになっていた。守備や走塁はできない選手。お前はシングルヒットじゃダメだ、ツーベース以上じゃないと意味がないと言ってきた」と言うように、大会直前まで自身の役割を再確認し、土壇場で出場のチャンスを与えられたという。

「最終的に最高の形で打ててよかった。このチャンスを生かして、チームが優勝できるように頑張りたい。(東海大相模は)強いチーム。ラッキーボーイとは言わせません」と気を引き締めた渡辺。通算37アーチのスラッガーが7番に居座る強力打線が、この先も対戦校を圧倒する。