【センバツ】東海大福岡エース安田 晴れやかな表情で夏リベンジ誓う

2017年03月29日 19時19分

7回、大阪桐蔭・山田に適時打を許した東海大福岡・安田(左)

 第89回選抜高校野球大会第10日(29日、甲子園)、準々決勝が行われ、東海大福岡は大阪桐蔭に2―4で敗れ、ベスト4進出はならなかった。

 エース・安田が力尽きた。6回まで1失点と踏ん張ったが、疲れの見えた7回に4本の安打で追加点を許すと、打線も相手先発の徳山を攻略できない。8回の追撃も実らなかった。

 2回戦で怪物・清宮擁する早実を撃破。リードしながらも終盤に追撃に遭い、球場を包む大声援が全て早実を後押しするように聞こえた。選手間のかけ声も聞こえづらく、守備のミスにつながった。しかし、そんな中で安田はペースを乱すことなく、早実打線を抑えて勝利をもぎ取った。「あの試合で投げたことが今日につながったと思う」

 大きな自信を得た東海大福岡ナイン。準々決勝前夜、ミーティングでは大鶴がナインを盛り上げた。「野球の監督インタビューは『そうですね』から始まるという説がある。それは本当なのか、検証するために勝とう!」とユニークなスピーチで鼓舞したが…。

 試合後、安田は晴れやかな表情だった。3試合を1人で投げきり「自分たちの力を試すために甲子園に来た。力を出せれば通用することはわかった。野球はスピードとパワーがなくても、全国レベルでできることを証明したかったし、証明できたと思う」。夏に向け「(福岡大)大濠に勝たないと夏に戻って来れない。今日は一緒に負けたけど、大濠より上に行きたい」と力を込めた。