【センバツ】宇部鴻城エース・早稲田 一死も取れず5失点KO

2017年03月25日 15時12分

一死も取れず降板する早稲田(左)

 第89回選抜高校野球大会第6日(25日、甲子園)、2年ぶり3度目の出場の宇部鴻城(山口)は、3年連続出場の大阪桐蔭に投打で圧倒されて0―11と大敗した。

 先発したエース左腕・早稲田がまさの大乱調だ。先頭打者にいきなり二塁打を許すと、2四球や適時打を浴びるなど一死も取ることができず、打者5人、5失点で早々と降板した。

 早稲田は「試合前までは調子はよかった。いきなり二塁打されたけど、緊張もしていなかったし、硬くなったわけでもなく、よし!ここから抑えてやろうという意識だった。(制球を乱した理由は)分からない」と首をかしげた。2番手以降も失点を重ね、破壊力抜群の大阪桐蔭打線の前に計11点を奪われた。

 大型遊撃手としてプロ注目の4番・嶋谷も右飛、遊ゴロ、一飛、空振り三振と4打数無安打に終わった。自慢の守備でも8回一死二塁で遊ゴロをまさかのトンネル。二走の本塁生還を許すエラーとなり、本来の力を発揮できなかった。「走者と審判を見ていたときに(打球が)来て、焦ってしまった」とうなだれた。

 5回一死満塁、8回二死一、二塁と好機もあったが、得点できなかった。尾崎監督は「攻守ともに全国のレベルではなかったということです。選手の力を出させてあげられなかった私の責任です」と振り返ったが、早稲田は「心を強くして夏にまたここへ帰ってきたい」とリベンジを誓った。