【神宮大会決勝】早実準V 怪物・清宮は驚異の出塁率「8割5分7厘」

2016年11月15日 13時25分

悔しそうな清宮

 第47回明治神宮野球大会第5日は15日、神宮球場で高校の部の決勝が行われ、早実(東京)は履正社(近畿)に6―11で敗れ、40年ぶりの同大会制覇はならなかった。履正社は初優勝。

 

 早実の怪物スラッガー清宮幸太郎内野手(2年)は3番・一塁、野村大樹内野手(1年)は4番・三塁で先発した。

 1976年以来、40年ぶりの優勝に王手をかけた早実。試合前には観客席にファン約1万人が詰め掛け決戦ムードを盛り上げる。

 

 初回二死無走者で相手先発は左腕・松井百代(2年)だ。カウント1―1から外角低めの速球をフルスイング。弾丸ライナーで右中間席に突き刺した。貴重な先制弾は高校通算76号、同時に記念すべき神宮球場初アーチだ。4番・野村は右飛に倒れた。

 

 清宮の2打席目は3点を追う3回無死一、三塁。初球、ど真ん中の速球を強烈なライナーで右前に運び、三塁走者をホームに迎え入れた。続く、野村は1ストライクから外角寄りの変化球を捉え、左中間のフェンスを直撃する二塁打。清宮も一塁から生還して同点に追いついた。一死三塁で6番・小西が左前適時打を放ち、勝ち越し。なおも二死二塁で8番・中川が右前へ適時打を放ち、6―4とリードを広げた。

 

 再び逆転され5点を追う4回無死一塁で清宮は3度目の打席に入った。マウンドは3人目、エースの右腕・竹田祐(2年)。3ボール1ストライクから四球で歩いた。ここで野村は見逃しの三振。5番・雪山が右前打を放ち一死満塁としたが、6番・小西が三ゴロ併殺打に倒れ、無得点に終わった。

 

 清宮の第4打席は6回二死無走者。2ボールからの3球目が右ヒジを直撃する死球で出塁。続く野村はゴロで三遊間を破りチャンスを広げた。しかし、5番・雪山が遊ゴロに倒れ、得点を挙げることはできなかった。

 

 清宮の第5打席は8回二死無走者でカウント2―2から内角の直球をミスショット。捕飛に倒れた。9回は先頭野村が四球で出塁するなど二死満塁と攻めたてたが、9番・横山が空振りの三振に倒れ、ゲームセットとなった。

 

 惜しくも栄冠に届かなかったが、清宮はこの神宮大会3試合で7打数5安打2打点、1本塁打で打率7割1分4厘。7四死球を選んでおり、出塁率は驚異の8割5分7厘と怪物ぶりを発揮した。出場確実な来年3月のセンバツでの大暴れが今から楽しみだ。